大人ニキビが発生する原因は身体の部位ごとで大きく異なりますが、
強いストレスや睡眠不足・間違ったケア方法などの要因があると
通常時よりも慢性化しやすい傾向を持ちます。
症状を繰り返す大人ニキビは首から上にできているときと、
背中やお尻などにできる場合で事情が異なってくるため、
部位ごとの対処法を予め把握しておく必要があるでしょう。
対症療法だけを行っている状況において、
大抵はニキビが完治したように見えても肌の再生力は衰えたままであり、
そのままでは再度毛穴の詰まりを起こす危険性が想定されるので、
根本的な原因を把握しておき、
日常生活に適切な対処法を導入することが大切です。
基本的には顔や首周りといった脂分の分泌が多い箇所ほど
毛穴の詰まりを起こしやすいですが、
背中やお尻に大人ニキビができる状況は、
空気中の刺激物や衣類の摩擦が影響し、
乾燥肌へ陥っている可能性も高い点に注意しなければなりません。
大人ニキビを繰り返す際の基本となる対処法としては
十分な睡眠時間の確保があげられ、
睡眠時間が短く寝不足になると体調不良の原因となるだけでなく、
肌におけるターンオーバーの乱れを引き起こし、
角質層に存在する本来の保湿力を回復しきれずに乾燥肌になります。
また、繰り返すニキビの多くは
間違ったケア方法によって引き起こされるといわれ、
洗顔と入浴の際は洗い方に着目するのが効果的です。
皮脂と皮膚表面の汚れを洗い流す時に注意する点としては、
刺激の与えすぎにより、
必要な保湿力を失わないようにすることが最も重要といえるでしょう。
洗う時に力を加えすぎた場合、
表面の皮脂が過剰に落とされてしまうほか、
角質層の保湿成分も影響を受けるため、
後から十分な保湿ケアを施しても保湿力が足りない状態となってしまいます。
その結果として慢性的な乾燥肌へ陥ると大人ニキビの発症率は上昇し、
治っても肌が再生しきれないので繰り返す原因となります。