肌がごわごわしたり、ザラザラしたりしたとき、
化粧水が入っていかないとき、
肌がくすんで見えるとき、
そんなときが、角質ケアをしなくちゃと思うときかもしれません。
角質ケアの方法といえば、
スクラブ、酵素洗顔、ピーリング(ゴマージュ)などがあります。
スクラブ剤入りの洗顔料で、顔をゴシゴシ。
あのつぶつぶが、顔の表面をなでて、
消しゴムのかすのように出てくるのが快感。
少々痛みを感じていても、
あのピリピリ感の後に来る、つるつる感がたまらない。
なんて思っていませんか?
それは、肌を必要以上に傷つけているかも。
角質は、表皮の基底層で作られ、肌表面へと押し上げられ、
肌を保護し、古くなると剥がれ落ちていきます。
この正常なターンオーバーが上手くいかないから
角質ケアが、必要になります。
古くなった余分な角質を剥がし落とすことが重要です。
古い角質が除去されることで、
常に新しい肌を作ることが出来るわけです。
その本質を考えると、
角質ケアの基本は、毎日の洗顔にあります。
徹底的に洗顔し、時と場合によって、
角質落としもたまに行うくらいが丁度いい感じです。
洗顔は、汚れを落とすことが目的ですが、
洗顔により、肌のバリア機能をもつ大切な皮脂膜も流れ、
天然の保湿成分も流れてしまいます。
洗顔は、汚れをしっかり落とし、
保湿もしっかりキープすることが出来ればベストです。
そこで、
弱酸性タイプがお肌にやさしいとか、
潤い成分が保湿を促進するという洗顔料が登場するわけです。
しかし、洗顔料は、しっかり落とさないと
肌荒れやニキビの原因にもなります。
すすぎが、洗顔と同じくらい重要です。
潤い成分は、お肌に浸透すると言うより、
洗顔時の肌荒れを防いでいると考え、
洗顔後に、しっかり保湿をするようにしましょう。
ここで、ただ化粧水で保湿するだけでなく、
炎症を抑える美容液を使用すると、
肌のくすみ対策にもなります。