肌のくすみの原因となるのは、
角質の乱れの他、紫外線の影響、加齢、乾燥など様々です。
共通する原因として「活性酸素」が悪さをするということ。
活性酸素は、身体の細胞を酸化させます。
よく「サビる」と表現されますね。
そこで、スキンケアには、抗酸化作用が重要と言われるわけです。
近年、抗酸化作用で注目されているのが「トコトリエノール」。
ビタミンEの一種で、パーム油、米油、米ぬかなど、
あまり食卓に並ばない食品に、しかも少量しか含まれていません。
よく知られたポリフェノールや、ビタミンA、Cに比べて、
トコトリエノールは、細胞膜の抗酸化作用に優れているそうです。
更に、一般的なビタミンE(トコフェロール)よりも、
40~60倍の抗酸化作用があるそうです。
トコトリエノールは、抗炎症作用も確認されていて、
動物実験では、アレルギー性の皮膚炎が軽減されています。
肌荒れや、アトピー性皮膚炎にも効果が期待できそうですね。
トコトリエノールの皮膚への浸透力は、
トコフェロールの約15倍く、光老化を予防します。
紫外線によるメラニンの生成を抑制する効果も期待できそうです。
そんなトコトリエノールを配合した化粧水があります。
富士フイルムより発売されているルナメアです。
シリーズの中で、ふき取り化粧水「ブライトナー」がそれです。