古い角質や、皮脂汚れの除去に行うピーリングの中でも、
ピーリング用の洗顔石鹸を使う上での注意すべきことをお話しします。
まず、おさらいですが、ピーリングは、
化学的に弱い酸を使って肌の表面を剥ぐ方法と、
スクラブなどで汚れなどを吸着させる方法があります。
ピーリング石鹸は、前者の弱い酸で表皮を溶かすイメージです。
そのため、頻繁にピーリング石鹸を使って洗顔するのは、
肌のダメージになるのでおすすめできません。
毎日行う洗顔を、たまにピーリング石鹸を使って行う
という感じがいいと思います。
ピーリングの効果を引き出すために、例えば、
お風呂の時間にするのがいいかもしれません。
入浴により、肌の血行がよくなり、発汗を促し、
古い角質が柔らかくなり、汚れ落ちしやすくなるからです。
ピーリング石鹸を充分に泡立て、顔に乗せ、
ゴシゴシしないでしばらく放置。
あるいは、ピリピリしてきたら、丁寧に洗い流します。
ピリピリ感があると、もっと我慢すれば、
たくさん取れそうと思うかもしれませんが、
肌を必要以上に傷めますので、無理するのはやめましょう。
ピーリングにより、表皮から結構な水分が奪われますから、
洗顔後のスキンケアは、いつも以上に入念にする必要があります。
化粧水による保湿、美容液による美容成分の補給など。
更に、日焼けにも注意が必要です。
表皮が薄くなっていますから、紫外線による
メラニンの吸収もしやすくなるので。
このように、ピーリング自体は簡単なのですが、
その後のスキンケアに充分配慮が必要になります。
そんなときは、ピーリング効果もマイルドに、
その後のその後の化粧水や美容成分の浸透も考慮した化粧品もお勧めです。
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